- なんだか最近体調が優れない。
- 前まで食欲あったのに、ご飯食べたくないな〜
- いつもだるいし、吐き気がすることも…。
なんて男性の方、いませんか?それ、もしかすると男性のつわりかもしれませんよ!
と思われるかもしれませんね。男性のつわりなんて信じられないかもしれません。しかし、実際に男性もつわりを経験することがあるんです。
今回は女性だけではなく、男性のつわりに関してご紹介します。
どうせ大丈夫だろう!なんて放っておくと、いつまでも体調が良くならない可能性もありますよ。しっかりと原因を確認して対処しましょう。
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目次
女性のつわり症状
つわりというのは、女性が妊娠したときに経験する
- 体のだるさ
- 眠気
- 吐き気
のことを言います。明確な原因は解明されていないのですが、妊娠することによって女性ホルモンのバランスが崩れるためにつわりが発生すると言われています。
基本的に、つわりを治す方法というのは発見されておらず、葉酸などの栄養素を補給することで少し楽になると言われていますね。つわりの症状と、その対策に関してはこちらの記事を参考にしてください。(下記は女性向けの記事です。)
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妊娠がわかったときにママがつわりを経験して、その内容を調べるパパも多いでしょう。しかし、そのときにパパもつわりを経験してしまうことがあるようですよ。
男性のつわりの症状
男性のつわりには「クーヴァード症候群(couvade syndrome)」という医学名がつけられています。クーヴァードというのは擬似出産、つまり擬似的に出産を経験するということです。
そのため、パパも妊娠中の妊婦さんと同じように、吐き気や体の倦怠感を経験するケースがあリます。吐き気の他にも
- めまい
- 食べ物の好みの変化
- 頭痛
- 食欲不振
- 急激な体重増加
- いつもイライラする
- 常に眠い
といったマタニティ・ブルー的な症状が現れます。こんな症状を経験しているなら、それはつわりの症状(クーヴァード症候群)かもしれませんよ。
ママがつわりを経験しているのと同じような時期に発症する人が多いのですが、中にはママのつわりよりもひどい症状を経験する男性もいるんです。
男性がつわりになる原因はママの妊娠
ママのつわりと同じく、男性がつわりを経験する原因もはっきりとは解明されていません。
たいていの場合、女性のつわりを横で見ていて「自分も妊娠している」という錯覚に陥ることが原因となっているようです。つまり、精神的なものが原因とされています。
妊娠している錯覚に陥るため、吐き気などの症状に加え
- お腹周りの違和感
- 腹痛
- 歯痛
- 脱水症状
といった症状を感じるようです。中にはお腹の違和感から、自分の体に対して不安感を抱いてしまったり、陣痛まで経験するパパもいるそうです。
妊娠が発覚して、子供ができることへの楽しみ・ワクワクが込み上げてくると同時に
と不安を感じてしまうパパは多くいます。
そのような不安を常に感じていることで、いかにも自分が妊娠しているような錯覚に陥り、つわりのような症状を経験してしまうんです。父親になることに対してのプレッシャーを感じて発症する症状なので、父親としての自覚が出てきた証拠と捉えることもできますね。
また、男性のつわりはママのつわり症状が出てきた頃に発症し、出産を機に落ち着いていく傾向にあるようです。
日本各地域での呼び名がある
クーヴァード症候群というのは医学的な名前であり、日本の各地域によって違った呼び名(方言)がつけられています。
福島県では「トモクセ」、岩手県では「男のクセヤミ」、長野県では「アクソノトモヤミ」なんていう方言で呼ばれることもあります。こういった言葉を見ると、男性のつわりも最近出てきたものではないようですね。こういった男性のつわり症状は昔から存在したようです。
昔は気の弱い男性が経験される症状とされてきたようですが、最近のクーヴァード症候群を確認してみると「パパになることへの責任感」からクーヴァード症候群を発症する人が多いようですね。
また、妊娠で苦痛を感じているママを心配しすぎるあまり、その症状を自分自身でも感じてしまうようです。
男性のつわり(クーヴァード症候群)の対処法
クーヴァード症候群というのは精神的なものなので、基本的にはそれほど心配しなくても自然と良くなっていくものだそうです。ストレスを発散できるスポーツを行なったり、好きなことをする時間をとったりすることで症状は改善するでしょう。
女性の場合、自分のお腹の中で赤ちゃんが成長していることを感じ安心する人も多いですね。でも男性はクーヴァード症候群を経験するだけで実際に妊娠しているわけではありません。そのため、安心感を感じにくいと言われています。
クーヴァード症候群を抑えるためには、妊娠〜出産に対しての安心感を感じることも重要です。妊娠期間中の定期検診にはなるべくパパも参加するようにしましょう。エコー写真で子供が成長していることを感じると、少しは安心できるかもしれませんよ。
病院によってはパパ向けの教室を行なっている場所もあります。ママが通っている産婦人科でそのような教室があるなら、パパも参加してみるといいかもしれません。周りのパパと話し合うことでクーヴァード症候群もいくらか和らぐでしょう。
男性は妊娠していないので薬を飲める
女性の場合、妊娠中は薬を飲むことができませんね。しかし、男性は実際に妊娠しているわけではないので薬を飲むことができます。
クーヴァード症候群かもしれない…、と感じたらちゃんと薬を飲みましょう。
ママと一緒になってダウンしてしまったら、ママをサポートしてあげられませんからね。ママの体調を直に理解できているでしょうし、しっかりサポートしてあげましょう。
ただ、女性は体が辛くても薬を飲むことはできません。なので、なるべくママから見えないところで薬を飲みましょうね。
同じ経験をしてパパの自覚を持つ
通常、つわりを経験するのはママだけですよね。パパはママの辛さをわかってあげられないかもしれません。ママの体が辛いのに家事を強制してしまうパパもいるとか…。
ママからすれば、自分の体が辛いときにパパまでダウンしていると「なんでつわりでもないのに!家事くらい手伝って!」と怒ってしまうかもしれませんね。パパまで一緒にダウンしてしまうと、誰が家のことをするのかと心配になるでしょう。
しかし、クーヴァード症候群を経験することでパパもママの辛さを理解できます。ママがつわりで辛いときには家のことをサポートできるでしょう。辛さを理解できるので、ママがゆっくり休めるように工夫することもできますね。
また、男性がクーヴァード症候群を経験するというのはそれだけ子供が出来たと実感している証拠です。
男性の方、クーヴァード症候群を発症していると感じたら、ママとゆっくり時間をとって話し合うことも解決の一つかもしれませんね。
ちなみに、僕はクーヴァード症候群を経験しませんでした!w
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