赤ちゃんを産んでから、妻があなたに冷たくなったと感じている男性。その理由を知って解決策を実行してみませんか?実は私も夫に冷たくなってしまった1人・・・。ここでは、産後の妻が冷たいと悩む男性へ、原因と今からできる対策方法をご紹介しています。
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目次
産後、私が夫に冷たくなったワケ
まずは、4年前に1人目を産んだ私の気持ちをお伝えしていきます!
気持ちに余裕がなかった
初めての妊娠&出産で、赤ちゃんのお世話に不慣れな私。妊娠中に育児書を読んでリハーサルはしていたものの、実際の育児との違いにとまどっていました。寝ない&泣き止まないときは本当に大変。夜中1睡もせずにあやしていたときもありました。
それと同時に、妊娠前からの家事もしなくてはならず・・・。「夫のお弁当を作らなきゃ」「洗濯と掃除しなきゃ」「ご飯作らなきゃ」と、赤ちゃんのことで頭いっぱいなのにもかかわらず、日々のタスクにも追われていました。今思えば、自分のことなんて考える余裕がなかったなーと感じています。
赤ちゃんのお世話を手伝ってくれなかった
赤ちゃんのお世話を自分からすすんで手伝ってくれなかった夫。オムツ替え(特にうんち)やミルク作りなど、「やって」と伝えなければ何もしてくれませんでした。また、私は育休中で夫は仕事。夜泣きをしたときは、翌日の仕事に影響するからか起きてくれませんでした。
ある日、「ぼくのこともかまって」といわれた私。赤ちゃんのお世話を頼まないとしてくれない人に愛情を注ぐ気持ちが芽生えず、「冷たい」といわれてしまいました。
赤ちゃんがかわいくて仕方がなかった
お腹の中からやっと出てきてくれた約2,600gの赤ちゃん。顔・手・足の何もかもが小さくてとてもかわいく感じました。さらに、肌はツルツルもちもちで触りごこちバツグン!寝顔も見ていて癒されます。
一方、夫は手足がゴツゴツ&口まわりにはヒゲが少々。大きくてたくましいけど、とても小さな赤ちゃんと一緒にいる時間が長いからか、なんだか異様に感じてしまいました。
夫が「パパ面」していた
赤ちゃんが外出できるようになってからは、友人と出かけることが多くなりました。赤ちゃんは基本的に私が抱っこ紐。夫は運転手&荷物持ちです。
とても助かるし楽しかったのですが、「ん?」と思ったのがお互いの共通の友人と遊びに出かけたとき。赤ちゃんが泣いたときやオムツを替えるときに「いつもはぼくがやっている」というようなニュアンスで友人と話していました。外面が良い人は悪くないと思いますが、赤ちゃんのことに関してはなんだか許せませんでした。
あなたの妻だけではありません!
とまぁ、なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、「うちは違う!」「うちは大丈夫!」と感じる男性もいるかもしれませんね。そもそも、なぜ夫の行動・言動に対してマイナスに反応してしまうのか。それは、多くの女性が経験する産後の変化が原因です。
原因1.ホルモンバランスの乱れ
産後は、妊娠中に増えた「エストロゲン」「プロゲステロン」という女性ホルモンが元に戻り、母乳の分泌をうながす「プロラクチン」が増加。ホルモンバランスが変化するので、それに対応できず乱れやすくなります。
産後、ホルモンバランスが乱れると、抜け毛・むくみ・生理不順・肌荒れなどの症状が出ます。そのほか、精神も不安定に。体調不良や育児の悩みが加わって、産後うつを発症する可能性もあります。
原因2.生活リズムの変化
産後は、妊娠前や妊娠中の生活リズムから赤ちゃん中心の生活へ変化。喜ばしいことですが、妻にとって制限されることが多くなります。例えば、洗濯・身支度・買い物などが思ったように行動できなかったり、お風呂にゆっくりと入れなかったりなど。
3~4時間おきの授乳や夜泣きが原因の睡眠不足も加わって、大きなストレスがたまりイライラしやすくなります。
今から実行!冷たい妻への思いやり
産後、あなたの妻が冷たくなった原因は発見できましたか?日々のあなたの行動・言動や、赤ちゃんのお世話に必要なスキルレベルなどが当てはまるのではないでしょうか。産後の女性はからだもこころも余裕がないということを理解して、今からできることをやってみましょう!
1.率先して赤ちゃんのお世話をする
赤ちゃんにしてあげられることはたくさんあります。例えば、オムツ替え・お風呂・着替え・外出時の抱っこなど。寝ているときも軽いタオルケットをかけてあげたり、様子を見てあげたり。赤ちゃんが泣いているときは、抱っこをしてあやしてあげたりもできます。
また、授乳と聞くと妻の仕事のようなイメージですが、搾乳して哺乳びんを使ってもあげられます!「パパチチ」という言葉はご存知でしょうか?妻のサポートができるだけでなく、赤ちゃんへの接し方が身につくのでオススメ。赤ちゃんへの愛情が深まります。
ポイントは、妻にいわれる前に自分から「やりたい!」と伝えること。赤ちゃんのお世話をしたいという気持ちが行動に現れれば、あなたへの愛情も復活するでしょう。
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2.家事を助け合う
妻の仕事は赤ちゃんのお世話だけではありません。料理・洗濯・掃除など、家のなかを清潔・快適に過ごすためにいろいろなことをする必要があります。産後は、からだもこころも不安定な状態。妊娠前・妊娠中と比べて満足は家事はできないかもしれません。
家事の経験がない人も、良い機会です!妻に教えてもらいながらでも良いので、何かしらの家事をしてサポートしてあげましょう。例えば、まとめたゴミ袋は重たくて産後のからだには大きな負担。夫はゴミ出しができますね。また、自分で使った食器を洗ったり、リストを書いてもらってスーパーなどへ買い物へ行ったりなど。
仕事の日は無理かもしれません。そんな時は、休日だけでも何か家事をしてくれると妻はよろこびます。休日は「お風呂掃除の日」「トイレ掃除の日」など役割を決めておくと良いですね。
3.テレビ・ゲーム・遊び・ギャンブルを控える
家のなかで、あなたは何をして過ごしていますか?また、休日は何をしていますか?「仕事で疲れているから家では自由に過ごしたい」「休日は好きなことをしたい」という声を耳にしますが、それはパパになる前まで。娯楽は控えて妻と赤ちゃんのことを一番に考えているということをアピールしましょう。
4.妻に1人の時間を。サプライズも有効!
「休日は家族サービス!」といって妻と赤ちゃんと一緒に出かける人がいます。確かに、みんなで出かけるのは楽しくて思い出ができます。でも、赤ちゃんとの外出は、オムツ・着替え・ミルク関連・おやつ・抱っこひもなどの準備と心構えが必要。妻は、心の中では「1人でゆっくりしたい」「商店街をブラブラしたい」と思っているかもしれません。
たまには、赤ちゃんと家で待っているか2人で公園へ行くなどして、夫が面倒を見て妻を1人にさせてあげましょう。妻には夫に対する感謝の気持ちがめばえます。思わぬお土産がもらえるかもしれませんよ!
妻の誕生日・結婚記念日・クリスマスなどイベント行事にはサプライズプレゼントを用意しても良いかもしれませんね。ビックリが夫への愛のあるドキドキへ変わります。
まとめ
妻に冷たくされると悲しいですよね。かといって「やさしくして」とは直接言いづらい・・・。そんなときは今回ご紹介した対策を1つずつ実行してみてください。「いつもありがとう」と感謝の言葉を伝えるのも良いですが、それよりも大切なのは「妻と赤ちゃんを大事に思っている」という行動をすることです。